ベチ劇場☆森へ再び・・・

「しろくまちゃん・・・!」
「・・・・あっ・・・その声は・・・」

「しっしろくまこちゃん・・・!」(←1オクターブ高)
「しろくまちゃん この間妖精さんと逢えたんですって?!」
「う・・・うん」

「いいわね~森のどのあたり?今から私も連れてってくれない?」

「・・・・・あ・・・ごめん・・・今からベチ街の女の子たちのお家に行かなくちゃならないんだ・・・」(←融通が利かない)

「ええええ~~~っ!?それでしろくまこちゃんと分かれて来ちゃったの!?」
「・・・だって 今日は妖精さんの話が聞きたいからって ここに呼ばれてただろう?」
「そりゃ私たちの方が先約だったけど・・・」
「しろくまちゃん・・・それでよかったの?」

「・・・・・・・・・・(←間)だって・・・しょうがないだろう?」
「そうね(←あっさり)で 妖精さんてどんな人だったのかしら?」

「私たちよりも可愛いの?」
「そーだったらどうします?」
「・・・・もっと頑張るしかないわね」

「えぇ~と・・・ピンクの羽がはえてて・・・髪が長くて色白で・・・とっても美人だったよ」

「私・・・『可愛い』ってよく言われるけど『美人』て言われたことはないような気がするわ・・・」
「カーリーちゃん・・・とっても美人です」
「もっと言って」

「やっぱり私たちも逢ってみたいわよね 美人の妖精さんに」
「逢いた~~い!」

「これから皆で行きましょうよ!」
「賛成~~♪」
「森のどのへんなの?しろくまちゃん」

「木漏れ日通りを入って緑の小道を曲がったすぐのところだった」
「あら この間リトルちゃんと行ったところだわ!」
「それじゃあ しろくまちゃんは ちょっと留守番お願いね!」
「え・・・・」

し~~~~~~ん・・・・・・・・・
「・・・・なんか・・・前にもこんなことがあったような気がするな・・・」
29日までプレ企画はこちらです*
いつも応援してくれてありがとうございます。
↓


Chie Ito
>かおぱんさん